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  • 2018.10.02 Tuesday
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  • by スポンサードリンク

随分前にご紹介したんですが、この公演の出来がなかなかいいらしいんです。
実は、この本の表紙の絵と挿絵を上橋菜穂子さんお知り合いの漫画家・白井弓子さんが描かれていまして。(私も大好きなんですが。)その白井さんが運営する『守り人の洞窟』の掲示板に舞台を観てきた方のレビューが載っています。結構興奮気味に書いてみえますね、その方。(笑) 白井さんご自身も観てこられたようで、ブログに感想を書かれています。

いいなぁ、私も観てみたかった。。
DVD出ないかなぁ。。

もし気になって行ける方がいらしたら、今週23日までですので是非行ってみてください!

<守り人掲示板>


<弓工房blog>


<早乙女太一 特別公演>



雑誌『ダ・ヴィンチ 2009年5月号』から、ノイタミナ帯で始まるアニメ『東のエデン』の小説が連載開始だそうです。神山監督の書き下ろしかなぁ? アニメのほうはまともに観れるかどうかわからないんで、小説のほうをちまちま読んでみようかな。。

スカイ・クロラ
スカイ・クロラ

正直小説のあのラストは、読者に空しい余韻を残す意味でいいかも、と思いました。読者にある問いかけをしている、とも感じましたし。が、物語としては、ラストは押井監督の映画版のほうが好きでした。少しだけど未来が見えてきたから。

映画版で押井監督はフーコと水素が絡むエピソードも挿入してましたが、そこがまた好きでした。フーコのことをすごく素敵な女性像にしてありましたよね。女性っぽいんだけど、すごく肝の据わった、そして心遣いの細やかなフーコ。安藤麻吹さんの声がまたぴったりでとても光ってました。ある意味、理想の女性像でもあります。

でも、、、原作と映画、どっちもいいかもです。(笑)

1つ前の小泉今日子嬢の“木枯らしに抱かれて”は、小説の中の草薙水素のことだなぁと思いつつ聞いていました。(笑) あれは絶対に片思いだった、と思うんですけど私。(違うかなぁ。。)

実は、まだ読了してません。。
今読んでるところです。
『え、今頃?』
って感じですけど、冬休みの間ちょっと暇だなぁ〜と思って買ったんですけど。。
も一度言いますが、まだ読んでるところです。(笑)

森博嗣さんの作品は初めて読んでますが、ずいぶんぐいぐい読ませる文章だなぁ、と思っています。とにかく読み出すと止まらなくなってしまう。(この辺、上橋菜穂子さんの文章も同じですね。)で、映画を先に観てるんで物語の流れを知ってるわけですよ。びっくりしたのは、今のところ、かなりの部分映画は原作に寄り添ってます。ほとんどの場面が同じ。たまに映画で使ってない場面もありますが。。それと、笹倉が映画では女性になっているところが違うかな。(映画と原作の違いは、最後が決定的に違うようですけど。)

押井監督がすごいな、と思うのは、出てくる人物、物、背景、その他細かいところまで全てを巧妙に作り上げていってるところ。ま、小説を原作に持つアニメは全てそうですが。。人物のキャラデザイン、声、出てくる全ての音、音楽、背景画像、物語の流れ、全ての総括。あのアニメ、本当に細部までずいぶんこだわって作ってあったから、本当に大変だったろうなぁ〜と原作読みながら思ってます。そして、ここんとこが大事ですが、原作の雰囲気を全く殺していない。正に、『原作と映画が寄り添ってる』という表現がぴったりきます。私が映像を先行して観てるせいかもしれませんが、こういうのは初めてかも。。普通、原作とそこから派生した作品にはどこかに大きなギャップがあって、そこに原作ファンが幻滅するんだけど。すごいですよ。押井監督。

それにしても、もし映像を観ずに先に原作で“キルドレ”を読んだだけだったら、なかなかあのキャラは私だったら想像できなかったかもです。“キルドレ”のこと、未だにどう理解したらいいのかわからないし。。

またDVD観なきゃ、と思います。
草薙水素、本当はあんまり好きじゃないんだけど。(笑)

連載が終わりました。
う〜ん、端折り版しか知らなかった私としては、大満足です。読んでよかった。(^^)
こうなったら、菊池寛・芥川龍之介訳・編の本そのものも買っちゃおうか、とも思ってしまいますが・・・。でも、連載にいつも添えてある伊藤栄章さんの挿画がまたよくて、新聞の切り抜きではありますが、これも捨てがたいと思ったりして。。

でもこの翻訳版、とてもよかったんだけど、曽野綾子編の端折り版ではすっきりしていたことが、原作の翻訳版では大きな謎が出てきてしまいました。

“謎”
端折り版で人魚姫は、『王子への愛』のために人魚の尻尾を捨て、足をもらい、その代償として声を取られてしまうことになっている。でも、この翻訳版だと『王子への愛』のためもあるけれど、それより人魚姫自身が『死なない魂(永遠の魂)』が欲しいから人魚の尻尾を捨て、足をもらい、声を取られた、と解釈できちゃうんですけど。端折り版には、『死なない魂』、つまり、キリスト教的な神様から授けられる『永遠の魂』の話は出てこないから。え、どうなの?>アンデルセンさん。人魚姫は王子のことよりも自分のために永遠の魂が欲しかったの?? もしそうだったら、ちょっとがっかりだなー。。すべては王子の愛のため、と思っていたかったんだけどな。

でも、最後の場面は端折り版より感動的でした。
王子を殺すナイフを海に投げ捨てた時、そこが血のしぶきのようになったり(この場面は鮮烈)、泡になって空に向かう時、周りに一緒に天使がついてきたり。。

どうかなぁ。一途な端折り版か、もっと複雑なキリスト教的翻訳版か・・・。
うふ。どっちも好きだな。
さすが、アンデルセンの童話だ。。



はい、アンデルセンの名作『人魚姫』です。
左の本は、私が小さい時に買ってもらって読んだ、いわさきちひろさんが挿絵を描かれてる『にんぎょひめ』です。大好きな大好きな本なので、未だに大事に持っています。(^^)

右の新聞の切り抜きは、今中日新聞で連載している『小さな人魚姫』の第二回目の分です。なんと、芥川龍之介と菊池寛が翻訳してます。1928年刊なので、とても古い言葉。。でも、翻訳してあるものだから、原文に近い文章のはず。原文がこんな風になっていたのかと思うと、ちょっとわくわくなんです。私が持ってる『にんぎょひめ』でもだいぶ端折ってあるんで。。(曽野綾子編です。)この曽野綾子編はそんなことないと思うんだけど、今って、昔の童話を本にする過程で原文無視して別の話を作っちゃったりしてますからね。。あれは罪だわ。

今日は4回目で、人魚姫の一番上のお姉さんが話す海の上の様子に興味深々の人魚姫、というところです。この菊池・芥川編のほうが、人魚姫がどんな子だったのか、細かい描写があっておもしろい・・・。かなり好奇心旺盛のお姫様だったんだ、と。。でもこの話、ものすごい悲劇なんですよね、最後。。小さい頃、物語を読んだ後ぼろぼろ涙流して『人魚姫かわいそうだぁ〜〜』と丸一日泣いていたようが気がします。。(・・;) 今読んでも泣けてきますよ。

評価:
上橋 菜穂子
理論社
¥ 1,575
Amazonおすすめ度:
最初の2ページを読んで“あ、これもハマル・・・”と感じた物語でした。で、一気に読んでしまいました。

私の憧れる生き方で“忘己利他 = その人のために自分を捨ててその人を生かす”というのがありますが、これはそれを描く純愛ものだと思います。でも、上橋さんの小説なので、主人公の二人は正確には一匹と一人だったり、異世界のことがたっぷり入ってますけど・・・。(・・;)
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