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  • 2018.10.02 Tuesday
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この前の新聞記事に、こんなのがありました。
ある大学生が沖縄で米国製手榴弾を拾ったんだそうです。
で、それを石垣に行く飛行機に荷物として預けて、航空会社もその金属片が手榴弾だと見抜けずにそのまま運んでしまった、と。見つけたのは、石垣島の民宿の経営者だそうだけど。。

確かに、航空会社が荷物の中の手榴弾を見つけなかったのも大問題だけど、私が憂いているのは、今の学生の無知さ加減。この学生曰く、『海水に浸かっていて爆発はしないと思った。』と。???

あの、化学系のことは全く苦手な私でも、いっくら何でも手榴弾が“海水に浸かっていれば爆発しない”なんて稚拙な考えは思いつかないですよっ。自慢してるわけでも何でもないですけど。だって、海水だよっ。もし海水に浸かっていたら、海水の成分で中の火薬がどんなことになってるか、どんな反応してるか、わからんじゃないかっ! ああ、怖ろしい・・・。

今の大学生の年代って、いわゆる“ゆとり教育”で教育された子どもたちではないでしょうか? 私も小学校に忍び込んで(?)子どもと一緒に生活してきたけど、あの『生活科』って何っすかね?ま、確かに外に出たり、1年生でも家庭科みたいなことしたりするけど、それが教育&学習になってるんだろうか? 理科という教科なら、突っ込んだことやりますよ。でも、1年生は理科がなくて生活科であさがおの観察するんで、観察記録書くだけだし、“種”までは習うけど、“ふたば”とか“つる”とか、そういった突っ込んだ言葉は全く習わない。いつごろ種をまいて、どのくらいで双葉が出てきて、そこから茎がどう伸びて・・・とか、そういうことは全く教育しない。一人一人がそれを発見しよう!というスタンスなので、一人一人で見つけてね、なのだ。でも、見つけられない子どもだっているよ。生活科はテストがないし、発表会なんかしても、ぼーっとしている子は何も聞いてない。

今小学校で理科離れがあると聞いているけど、なるほどな、と思うふしはあります。そして、上で書いてるような大学生が出てくる、と。。危ないじゃないですか。そんな知識しかないなんて。。

小学校の英語教育の危うさと相まって、今の教育を憂いています。。



以前の記事で書いた『白洲次郎・正子の食卓』の中に、白洲正子さんが手書きで書いたレシピが写真で載ってるんですよ。好奇心旺盛の私としては作らないわけにはいかず、作ってみたのがこれ。(^^) "Tea Cakes"と書いてあるからケーキなのかと思いきや、どうやらこれはクッキーのようです。北アメリカで"Tea Cake"というのは "Sugar Cookie"のことを言うんだそうです。クリスマスの時にアメリカでよく作られるベーシックなクッキーで、型で抜いてかわいく飾るのが一般的。でも、このレシピではそんなこと何にも書いてないんで、ま、レシピのようにしてみましたが。。

でも、正子さん、材料はちゃんと書いておいたんだけど、オーブンの温度とか、形はどうするのか?とか詳しいことは何も書いてなかったんで、その辺は私の勘で焼きました。結果、おいしかったですよ。(^^) 早速母親から次のオーダーが来ました・・・。

恥ずかしいことに、この言葉を聞いたのは、昨日です。。(・・;)
あの、これ、どこから出てきたんですか?
そういうアニメですか???
キャラがむちゃくちゃ可愛い割には、そのことばが可愛くないんですけど。
子どもに昨日、『なんで知らないの?』とかわされました。(>_<)

豆しば公式ページ


☆ちょっと可愛かった話その2.
SくんにはKくんというお兄ちゃんがいて、年子なので私も去年受け持ってて知っていた。で、昨日弟のSくんに、『お兄ちゃんとけんかする?』『たまにする? 時々する?』と聞いてあげた。

その『たま』ということばと『時々』という言葉の意味がわからなかったのか、返事が出てこなかったので、『一学期のうちにどのくらいする?』と聞きなおしてあげた。そうしたら、

Sくん:『う〜ん、2回くらい。』とのたまう。
私:『じゃあ、たまにだね。』と言ってあげると、
Sくん:『あ、10回くらい。』と言い直す。
私:『え、じゃあ、時々だね。』とまた言い直してあげたら、
Sくん:『う〜んと、50回くらい。』とか言いはじめた。。(・・;)

きっと、本当のところは毎日か、1日おきくらいか、あの兄弟はよくけんかをしていてる、というのが実態なのかもしれない。。(笑)

NHK教育『獣の奏者 エリン』の主題歌“雫”のCD化が待ち遠しかったんですけど、どうやら5月に発売決定だそうです!!拍手 “虹のレシピ”というシングルCDの中の一曲ということで、なんかスキマスイッチとしても久々のCDらしいですね。

詳しくは、こちらへどうぞ。→→ スキマスイッチ ニューシングル『虹のレシピ』

すいません、これまで肝心のアニメ『獣の奏者 エリン』の話をしなくて・・・。(・・;)

1年に渡って放映されるので、原作の進行の仕方よりもかなりゆっくりめなんですね。で、最近になってようやく肝の部分が動き出した感じで、おおっ、いよいよかっ!と思ってるところです。。(でも、この前の10話では、原作とはかなり違った設定を入れてきたので、これからどうなるのかどきどきわくわくですけど。(笑))

全体の感想は、ちゃんと子どもに観られてるという意識がしっかり作品の中にあって、どの場面も丁寧にきちんと描かれている、という印象です。これは、原作の上橋菜穂子さんが監修をされてることが多分にあるからだとは思います。闘蛇という架空の獣が卵を産むシーンがありましたが、かなりリアルに描いていたり、エリンのお母さんが悲しい殺され方をするんですが、ムゴイ描き方ではないけれどちゃんと描いてあったり。あと、上橋先生らしい現実感、例えば親を失ったエリンが蜂飼いのジョウンに拾われるんだけど、エリンは拾われてそのまま稼がずに生活するのが心苦しくなる。。そこで、『できることは何でもするから、ここに置いてください。』と申し出る。ジョウンは、エリンの労働がどのくらいのお金(価値)に換算できるのかきちんと言って、それで一緒に生活することを許す。。これ、他のどんなドラマ・アニメだって、こんなめんどくさいことやりません。普通、親無し子が流れ着いた先では、みんな何もその子に要求しないでそのまま育てる、という設定になると思います。でも、この二人のやり取りは上橋先生の原作の中にもありました。こういうのは、生きていく上で肝心なことですよね。。お金のこととか。。子どもが観てるからそういう現実的なことは端折るんじゃなくて、現実を表す意味で入れておくべき、と上橋先生は考えたんじゃないかしら。

あ、今思い出したけど、確かアニメ『精霊の守り人』の中にも似たような場面がありましたね!神山監督のオリジナル設定でしたけど。チャグムが労働もせずにバルサのやっかいになっているのが心苦しくなって、“これからは自分で生きていく。”とバルサとタンダの元から離れようとしてる場面。。けなげね、と思いましたけどね。(笑)

上橋作品、侮るべからず、です。(笑)

これ、私が言い放った言葉じゃありません。
小学校1年の子ども、しかも、うちのクラスの2名からこんないやらしい言葉を聞きました。

小学校1年といえば、まだまだ大人がやってることの真似をしたい、大人の役に立ちたいと思うお年頃なんですよ。だから1年生の子どもに『誰か、これみんなに配ってくれる?』と聞くと、喜んでたくさんの子どもたちがお手伝いをしにやってくる。(これが年齢が上になるに従って、だんだん喜んで手伝ってくれる子どもが減ってくるんですが。。)

なのにっ!!
なんだっ、その自分は知らないっ、別の子がやればいいことをなんで自分がやらなきゃならないんだっ!のその態度はっ! なんで進んでみんなのために仕事をしないんだっ!!(怒)

他の子のことを全く考えてあげられない子どもなんですよ、こういう子たち。つまり、全く思いやりが育っていない。一人は、自分は何かとすぐに泣くくせに、他の子が泣いてるのを見て気の毒と思わず、『わぁ、私○○ちゃんが泣いたの初めて見たー!』と平気でのたまう。もう一人は、隣の女の子が病気で遅刻してきて、今教科書のどこをやってるかわからずあたふたしてるのに教えてあげず、しょうがないので遅刻してきた子は私のところにわざわざ、『せんせい、今どこをやってるの?』と聞きにくる。そんなの、隣に座ってるんだから、ちょっと気を利かせて教えてあげればいいことじゃん!!

家庭環境だとは思いますが、子どもがそんな子に育つのを見るのは悲しい、の一言です。

明日、また卒業生がすべての教員のために謝恩会をやってくれるそうです。
今年の卒業生には私はほとんど関係しなかったので、謝恩会と言われても・・・というところはありますが、ま、やってくれるというので行ってきます。

今年の1年生は、去年の暴れるタイプ(笑)の子達と違って違う意味で大変だった。。
何て言うんだろう。。

1.隣の子と何かあるといちいち私にチクって来る子とか。(ちょっと優しい先生→私のことです・・・に言えば、自分の思うとおりに何でも解決してくれる、と思い込んでる。そんなこと、自分で解決しないと2年生なんかになれんぞ!というような、ちっぽけなことをいちいち全て言ってくる。)

他にもいろいろいましてね。。

白洲家の長女、牧山桂子(かつらこ)さんが書かれた(調理も担当)本です。
白洲正子が集めたものすごく味のある食器の上に料理やデザートが盛られていて、どれも本当においしそう。食器は、下は数百円から上はどのくらいの価値なのかわからないものまであるとか・・・例えば魯山人のお皿とか・・・。実際にまだ作ってませんが、料理はきっと実際においしいものばかりだと思います。(参考レシピも載せてあります。)白洲正子の食器に対する考えは、どんなに高価で骨董的価値が高くても、使わなければそれは死んだも同然と考えていたので、購入した食器はすべて大事に家で使っていたそうです。デザートの食器が魯山人の食器だなんて、ものすごい贅沢。。

桂子さんが結婚してから鶴川の武相荘の近くに家を建てて住んでいた関係で、次郎・正子夫妻は桂子さんのおいしい料理をよく食べていたみたいです。桂子さんが書かれてる様子から、お二人は本当に食いしん坊で食べることに我がままなご夫妻だったんだなぁ、というのが伺われます。お二人共、可愛いっていうか。。(笑) 子どもみたいなお二人のために、桂子さんの苦労は相当なものだったみたいで。。だって、ふぐはふぐちりにすると白子の取り合い (!?) になるから白子は別にオーブンで焼いたとか、シュークリームは次郎さんはカスタードクリームがお好みで正子さんは生クリームがお好みなので、面倒だから両方を混ぜて入れて二人からいろいろ言われないようにしていた、とか・・・。(笑) これが、シュークリームの大きさにも好みが分かれていたら、目も当てられなかったみたい。。二人にそれぞれ希望通りのものを作らないと、ああだこうだって言われて大変だったみたいで・・・。。

他の本でも桂子さんの文章を読むと、白洲次郎がいかに子煩悩で子ども達を愛していたかがわかりますし、また、正子さんは正子さんで、本物を見分けることができるかなりの目利きではあったけれど、世間一般のお母さんとはずいぶん違うところを持っていた人だったようです。(笑) この本でも書いてあるんでここで言ってもいいと思いますが、あの白洲正子さんは料理をしない(できない?)奥さんだったそうです。。子ども達が小さいころは、全てお手伝いさんが料理をしていたらしい。。子どもである桂子さんは正子さんを反面教師として育ったので、結婚した暁にはちゃんと料理を習って、旦那さんや子どものために料理をすることが自分の仕事だと思って生きてこられた、と。。(>_<)

白洲家って、変わった家族なんですよね。子ども達が小さい頃は、次郎さんも正子さんも常に家には不在で、みんな一緒にご飯を食べるということはなく、子どもは子どもだけで食べていたとのこと。でも、“それでも兄弟3人世間さまに大した迷惑をかけることもなくやっていられるのは、両親が子ども達を大事に思っているということを、子どもの直感で理解していたからではないか”とおっしゃってます。桂子さんにはお父さんのいい思い出がたくさんあるようですし、正子さんが次郎さんのことを普通の家族がするように(?!)心配してる場面もあったり、反対に、次郎さんが正子さんを心配する場面があったりしてますからね。。桂子さんには、小さい頃はちょっと辛い家族の姿だったみたいですけど、でも、外から見てみてもいい家族だったんだなぁ、としみじみ思います。

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