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  • 2018.10.02 Tuesday
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  • by スポンサードリンク

もうほとんど終わりですが、よかったですよ。よかった。(笑)

その1.
一番印象に残ってるのは、やっぱり女子フィギアシングル。きらきら
前日の夜中に直前の公式練習を観てたんですけど、キム・ヨナがブルーの衣装着てたんですよね。それ見て、“あ、こりゃいかん、、”と。。(笑) どこかで言ってたんですけど、今までの女子シングル金メダリストは、なぜか皆さん全てブルーの衣装を着てたんだそうです。この前の荒川さんの時もそうだったでしょ。(・・;) なので、今回ちょっと危うい感じするなって・・・。

キム・ヨナ強かったね。
ジャンプもきれいに決めてたし、柔らかい身のこなしや音楽の選択、詳しいことはわからないけど内容全てが完璧でものすごい上質な滑りで。これは完敗かなー・・・と思いました。

でも。
私は真央ちゃんが今のキム・ヨナ以上になる予感はしてますよ。
以前から思ってたんだけど、私は真央ちゃんのジャンプ、空中にいる姿が本当にきれいだなぁとか、どのスピンもきれいで優雅だし、スパイラルも本当に美しい。こんなに優雅に技ができる人って、他にいないと思うんですよ。もちろん、キム・ヨナでさえこのあたりは負けてると思う。キム・ヨナができないとことジャンプ以外でもたくさん持ってる。てことはですよ、これはまだまだ伸ばせるところがあるってことで、4年後のソチ五輪までもっともっと良くなること間違いない!(^^)

フリーで途中の2つの失敗を思いっきり悔しがってた真央ちゃん。
某メディアによりますと、彼女はものすごい負けず嫌いなんだそうです。
昔お姉ちゃんの舞ちゃんに競技で負けると、よく家で悔しくて泣いてたんだとか。
それがなくちゃね。(笑)
ソチではきっともっとすごい真央ちゃんが観れると信じています。
おんなじ愛知の人間だも〜ん。(^^)v

その2.
おもしろかったのは、今日銀を取ったばかりのスピードスケートパシュート。
今年こんな競技があるなんて初めて知ったのですが、あれおもしろい!
この競技で私が気に入ったのは、一人だけの競技でなく、三人が同じようなペースで最後まで滑らなければならない、つまり、三位一体で競技をする、というところ。誰か一人が先に行き過ぎてもだめだし、誰か一人だけが遅れてもいけない。みんな一緒になって共同で頑張る、というのがなんか好きです。それと、あれって誰か遅れてる人を後ろから押してもいいし、前から引っ張ってもいいんですって!そんな競技、他にないでしょ。素敵だぁ。(^^)

他の競技は・・・。
うちの父親はカーリングがお気に入りでした。
『あれは今、なんで1点だったの??』と私の素朴な疑問に対して、『ん?わからん。』とつれない答えをする人ですが、とにかくおもしろかったらしい。(最後のショットで、ストーンが2つ入っていたのに1点しか点が入らなかったことがあったんですよ。どういう点の入り方してんのかな?)
でもこの競技のいいとこは、ものすごい体力を必要としないので、若くなくても40代になっても選手でいられるとこでしょう。むしろ、金を取ったスウェーデンなんか見てると、どうやら若い選手より経験豊富な30代40代の選手のほうがいい試合をするみたいだし。ここんとこ、いいな、と思いました。

あれこれあったバンクーバー冬季五輪。
明日で終わり?
早。


<<拍手くださって。>>
拍手、ありがとうございます。
嬉しいです!
内緒コメントの方も、ありがとうございました。

評価:
Peggy Rathmann
Putnam Juvenile
¥ 1,232

いきなり何?と思わないでくださいな。(笑)
ま、これが私の本業の一部なので・・・。

ここを覗いてくださる方の中に小さい子どものお父さん・お母さんがいらしたら、是非この本を一冊買ってあげていただきたい。何しろ話の筋がかわいい。しかも英語が簡単。しかも描かれている情報がとにかく豊富で、お子さんが一生懸命いろいろ教えてくれると思います。“あ、ここにこんなものがある!”とか、“あれ、こんなとこにもこれがある!”とか、そんな絵本。絵の情報で子どもに理解させる類の本なので、英語苦手のお父さん・お母さんでも(多分?)大丈夫。一緒に読んであげてね。(但し、動物の単語を辞書で調べてその発音とイントネーションを勉強してから、でお願いします。)

<その他ちょっと但し書き> 英語の本の読み聞かせは、英語ネイティヴの方、もしくはちゃんと英語がイントネーションから何からうまくしゃべれる方が読むことが原則。つまり、英語苦手の親御さんは絵本の文章を読まないほうがいいです。(英語苦手の方にはちょっと酷な情報でごめんなさいですが。。)子どものうちから英語を!と考えてる方は、英語の歌のCD等をかけてその子がCDの音と一緒に歌える環境を整えてあげるだけでいいです。一番最初は何よりもネイティブの音を聴かせることが大事。文字は大きくなってからで十分ですっ!小さい頃からABCとか英単語だけを覚えさせないでっ!!・・・余談ですが、ABCが役に立つのは、辞書で言葉を調べる時とか、名前がABC順に並んでいる時に自分の名前を探す時ぐらいしか役に立ちません。ABCや英単語を覚えたからって、英語を運用できる・・・英語がしゃべれる、に結びつけないで欲しい。日本に生まれているからには、日本語(母語)の習得が一番! 日本語をないがしろにして“えいご、えいご”なんて騒ぐのは浅はかです。


追記:英語の自然な発音・イントネーション・流れに自信のない方には、ネイティブが読むDVD版もあるので、それを流して親子一緒に楽しむというのもいいと思います。(上にあるのは、他のお話も入っているようですが・・・。)

TVシリーズ第3弾。(笑)
だって、おもしろい番組が目白押しなんですから・・・。(・・;)

これもNHKでやってました。
おもしろかった。
荒井由美時代のユーミンの“ひこうき雲”のマスターテープが見つかったとかで(途中から観たので詳しい事情不明でごめんなさいですが、、)、それを作った本人、プロデューサー、細野晴臣他レコーディングメンバーの面々がスタジオのミキシングルームに集まり、1つ1つのトラックに録音されてる音を聞いて当時の様子を語り合う、というもの。

音を聞いていて、音の完成度がものすごくいいからちょっと感動した。あんな昔(1973年)に作られたアルバムなのにすごいな、と思っていたら、バックのメンバーが当時から実力派の音楽プロデュース集団キャラメル・ママ(後のティンパン・アレイ)だったってこと。(メンバーは、細野晴臣、鈴木茂、林立夫、松任谷正隆。)当時のいわゆる流行の曲を今聞くとすごく古い〜〜って思うけど、この“ひこうき雲”は全然古さを感じない。

なんでこのプロデューサーがキャラメル・ママとユーミンを組み合わせたのかは謎だったけど、この組み合わせが最高なものを作ったらしい。キャラメル・ママは当時、アメリカンロックに傾倒していた人達の集まりで、松任谷さんなんか『ブリティッシュ・ロックなんて大嫌いだった。』と言ってるくらいの、そういう人達だったらしい。細野さんも服装からしてアメリカン。(笑) でも、ユーミンはブリティッシュ・ロック大好き少女で、誰かの追っかけもしていたらしい。だから、最初彼女は“なんで、こんなアメリカンな人達の中でやらなきゃいけないんだろう・・・”と違和感を感じてた、と。ブリティッシュとアメリカンが融合した結果、それが“ニュー・ミュージック”の始まりだったとか。。

皆さん、懐かしそうだった。音を分解してトラックごとに聞いてるから、“ああ、ここでこんなことしてたんだ。”とか、だんなの松任谷さんがハモってるとこを『ここはやんなくていいよー。』と恥ずかしそうに言った先で、ユーミンがミキサーの方に『もっと大きくしてくださーい!』なんて言ったりして。(笑) 印象的だったのは、松任谷さんがユーミンのことを『ゆみさん』て呼んでだとこ。“あ、この人にとってユーミンは『ゆみさん』なんだ”と、とても新鮮でした。当たり前っていえば当たり前なんですけど。

最後にユーミンがインタヴューでこんなこと言ってたのがまた印象的。
Q: あなたにとって荒井由美とは?
A: 未だに並行して存在している不思議な少女。

私、松任谷由美になってからよりも荒井由美時代の曲のほうが好きなんですよね。あの不思議な旋律と不思議だけどとても詩的な詞が同居するある種の不安定さを抱えた曲たちが。彼女自身が感じてるみたいだけど、荒井由美って本当に不思議な唯一無二の存在だったように思う。今の松任谷由美が越えることができないくらいの。

またまたTVネタでごめんなさい。。
この番組はなかなかの優れもので、今年また続編をやるそうですが、好きなソングライターの時はかなり楽しみに観させてもらいました。その番組とは、『佐野元春のザ・ソングライターズ』。夕べやってたのは矢野顕子。再放送。(^^)

矢野顕子。。
この方のすごさは、この『ザ・ソングライターズ』を観たらどなたも納得すると思います。(もう再放送も終わっちゃったんで、再々放送を望むしかないですが、、、)やってのけたのは、番組の参加者で観覧者である会場の大学生達が書いた詩に、矢野が即興で音を付けていくというもの。そして、その曲の質がすごい。佐野元春は目の前でそれをすすすっとやってのけてる矢野を見て、驚きの声をあげていた。『信じられない!』って。(笑)

なんてことのない日常の家族の詩。それを普通に聞いていても、ちょっといいな、と思うだけでさほど深い感動はない。けれど、矢野が音を付けた途端、詩がものの見事に立ち上がり、詩の一言一言がすすーっと心に入ってくる。そして、その言葉が持つ意味がじっくりわかって、そして感動させられる。。ある学生が形容していたのが、詩だけの時は平面で、音がついたら3Dの立体になって立ち上がってきた、と。この形容はわかりやすいと思う。でも、私はもっと先を言わせてもらうと、立体になった言葉のひとつひとつが、流れ星が落ちてくるように心の中にぴかーっと入ってくるような、そんな気もしました。まったく、矢野顕子はすごすぎる。。

その即興の後、学生から質問を受けていたのがまた彼女らしくてよかった。

Q1.学生になってから“女だから・・・”とやらせてもらえなかったり、やたらと不平等な場面が多くなった。矢野さんは社会で不平等だと思うことはあるか?
A1. 社会は不平等にできている。これは絶対に無くならない。ならば、こちらが考え方を変えて自分が変わればいい。女性として誇りを持って一生懸命生きていれば、誰かしら見ていてくれる人が出てくる。がんばって。(^^)

Q2. 自分が作った曲を他の人が自分の思うような意図とは違う意図で受け止めているとしたら、その曲は矢野さんにとって失敗だと思うか?
A2. それは、大成功だと思う! その曲に違う人の感じ方や想像が加わったら、その曲は喜ぶと思う。曲って本来そういうものではないか? 1つの曲の受け止め方は千差万別で、一人一人違うと思う。そこでいろんなものが加わってもっとすごいものができたら、すばらしいことだと思う。
[これに関しては、奥田民生がカヴァーした彼女の“ラーメン食べたい”を例に出していた。奥田がギターでじゃーんとやった時、彼女が食べたいラーメンとは違うラーメンなんだけど、とてもおいしそうなラーメンが彼女の中で出来上がり、とてもよかった、と。]

(*放送内容を思い出して書いているので、上記の言葉は一言一言コピーしているわけではありません。ちょっと違っているところもあるかもですが、ニュアンスはこんな感じだったということでご容赦を。)

Q2.の矢野さんの答え、上橋菜穂子さんの考え方と似ていると思った。言い換えると、彼女達が作ったオリジナルには、いろんな人がいろんなものを加えてどんどん二次創作してもいいですよ!というものだと思った。こんなこと言うの、矢野顕子と上橋菜穂子さんしかいないな、と。上橋さんは、それは“作品が持つ力”だと言っていた。力がある作品には、それを受け止めた人がどんどん想像を膨らませていく余地があり、他の作品として発展していくものだ、と。上橋さんは、そのことが嬉しいと思っているらしい。だから、自身の“精霊の守り人”も“獣の奏者”もアニメや漫画、ラジオドラマになったり、実写映画の話もあり、それらの監督達がやっていることを嫌がったり否定することはない。太っ腹というより、自分の作品にはそれほどの“力”があると自信があるからだろう。

矢野顕子も上橋菜穂子さんも、どちらもすばらしい御仁です。

拍手いただいてます。ありがとうございます。
ごひいきにしてくださり、嬉しいです。
拍手してくださるのに、お礼が遅くなってすいません。。
これからもよろしくお願いします。(^^)

お騒がせしりーず第二弾!(・・;)

もしかして“まさか!”の悪夢のはじまり・・・?
某自動車会社です。

私、この会社に一時潜り込んだ(?)(笑)ことがあるので、中の雰囲気とか従業員の意識とか、存じております。何年前だっけ・・・。その頃もう既に創立60年以上になっていて、そのことを社員の方は誇りに思っていたようです。で、私に言ったひとこと。

『普通、会社は50年て言うけど、もうここはそれ以上になってるから、この会社が危なくなることは当分ないよ。まだまだ大丈夫。』

その方はにこにこしながらこうおっしゃっておりました。中には、『大きい会社だからここに入った』とおっしゃってた方もいましたっけ。。

中に入って、そこが特に技術の中枢とまでいかないまでも、そこに近いところにいたので、その会社の長年の膨大な知恵と工夫の集積(私にはほとんど内容はわかりませんでしたが、、)がそこにあるんだなーと思ったら、その巨人の巨大さに身じろぎしそうでした。でも、従業員の方の意識を見ていたら、ちょっと危ういものがあるな、と感じてはいました。こんな安穏としたものがずっと続くはずはないんじゃないか、と。

期間工や派遣の人にその会社への帰属意識はないし、忠誠心だってない。てことは、造っているものに愛情なんか湧くわけがないわけで。。正社員は正社員で、あまりにも安穏生活が長いので、甘えが出てくる。そこに安全神話がひび割れ崩れる隙間ができた可能性も無きにしも非ず。

それから世界制覇をめざすごとく、飛ぶ鳥を落とすがごとく、大量の期間工や派遣の方を雇って、下請け〜孫請け等々へのコストカットやこれら社員の健全な生活をも搾り取って、突っ走ってきた。その途中、安全に関わることをきっちりやってきたのか? 今の騒動を見ると、そうでもなさそう。量が調達できれば、ちょっとおかしい箇所があってもOK、と部品の不具合を見逃してきた。そして、今度のアメリカの大りこーる。共通部品を世界中に広げたのもアダになり。。そしてそして、弱り目に祟り目のことわざのごとく、今度はこれからの主流にさせようとしていた新製品の不具合&りこーる。。

『これは顧客の感じ方の問題で、製品自体に不具合はない。』

なんて、トップじゃない人がまるで自分達には責任がない、と言うかのごとく会見したのもよろしくなかった。それって、昔の雪印が自分達の責任を最初に認めずに崩れていったのに似てるんじゃない?とも思った。これじゃぁ、その車を買った人達は不安だろうな〜と思います。アメリカさんでは、えっらい騒ぎになってるみたいだし。

この騒ぎで巨額のコストがかかって営業に支障が出てくるのは必須だと思うけど、それ以上に、商売する上でいっちばん大事な信用を失うこと。これが一番怖いってわかってるんですかね?この会社のトップの人。

とは言え、この会社に属してきた従業員、家族、下請け〜孫請け等の従業員、家族は大変です。巨大になりすぎた。巨大になりすぎて、にっちもさっちもいかなくなってる。。ピラミッド状の裾野は広くて大きい。この人達の生活もあるし、巨大企業の責任は重大。ぶら下がっていれさえすれば生活は安泰だと思っていたひとびと。(うちの堅い頭の父親もそう思っていた。)でも、ぶら下がり人生のなんと危ういことよ。もうぶら下がってちゃだめよ。これからはそんな時代じゃない。

早く脱却しないと。巨人が崩れる前に。



多分、見た目なんの変哲もないおまんじゅうですが、、、
これがですね、結構手間ひまかかっている上に、超おいしい。。(手前味噌。(笑))

作り方をいいますと・・・
1.酒粕を水に浸し2〜3日かけて発酵させる。
  (自家製天然酵母を作る)
2.ぶくぶくしてきたら、小麦粉と同量混ぜて2倍になるまで待つ。←これが種となる。
  (継ぎ足しでなく初めて作る場合、これを3回行う。
   ・・・1日1回で3回なので3日かかる。)
3.種ができたら、それと小麦粉、温水、塩、はちみつ等を混ぜて捏ねる。
  これを12時間くらい普通の場所においておく。
  (暖かいところでなくても大丈夫。ゆっくり発酵させるのでよく捏ねなくてもOK.)
4.12時間くらい置くと2倍くらいになるので、適当な数に分割→ベンチタイム→
  成型→2次発酵→蒸す。

はい、ようやく出来上がりました。(^^)
ちなみに、中の餡も自作です。
(柔らかく煮るの、難しかった・・・。(・・;) あ、関西の方は“炊く”って言うんですよね。)

これがねぇ、蒸しあがったところを食べると、お酒の香り(アルコール分はとっくの昔に飛んでます)がぷーんと香って幸せな気分になるし、もっちもちだしで絶品です!(もいちど、手前味噌。(^^)) 皆さんに『おいしい!』と喜ばれています。(笑) てことで、これが最近のマイブーム♪ 

今見てくださってる方には、、、ごめんなさい。写真だけ。しかもこれ、普通に見える。(爆)

朝青龍なんですけど。
はっきり言いますが、私この人結構嫌いでした。
内館牧子さんじゃないですけど、この人“横綱”じゃないと、ずっと思ってました。
横綱って強けりゃいいってもんじゃないと思うんですよ。
相撲界の一番頂上の人間なんだから、下の者を卑下したり、暴力ふるったり、自分の地位を自慢したり、横綱としての義務を怠ったり、スポーツマンシップから逸脱した行動を取ったりするのは、絶対に許されるものじゃない。そういうのって卑怯でしょ。人として相撲取りとして卑怯な行動を取るなんて、とんでもないぞ! 良識のある行動を取るよう自らを律する、人に後ろ指をさされないような行動を取る、そしていつも下の者に心を配る(これが品格だと思う)のは、相撲取りの頂上にいる人間に課せられている、義務だ。そして、それに対する重い責任もあることを自覚し、自らを律しているのが横綱だと思う。この辺を全く理解してなかったのが朝青龍。

横綱はただ強いだけの鬼でいい、強かったらどんな卑怯なことをしてもいいし、人を欺いてもいいし、弱い人間に暴力を振るってもいいと、かなり勘違いをしていたのも事実だと思う。NHKのインタビューで『(日本が)民主主義だと思ってたら社会主義みたいだった。』と言ってた。これも勘違いで、朝青龍が言う民主主義は“自由主義”、つまり“わがまま主義”であって、民主主義の中であっても何でもやってもいいというのではなく、みんなと生きている社会なんだからルールはあるし、それを守らなければならないという義務がある、ということがわかってない。

この前の引退の記者会見でも、『品格品格というけど、土俵に上がれば鬼にもなるし、、、』とか言ってのけた。それ聞いて、“ああ、この人やっぱりわかってなかったわ”と思いました。負けた相手をわざわざ土俵の下に2度押しするようなことしてたじゃん。てことは、負けた相手に敬意を払ってないってことで、負けてざまーみろって思ったってことでしょう。そんなの、いくら強くてもただの格闘家であって、横綱じゃない。(あの場面見て、なんてひどい奴だ、と憤慨したのは言うまでもありません。)土俵に上がって鬼になって勝っても、勝負が終わったら負けた相手に敬意を表すること、これが横綱でしょう。でもこれってスポーツマンシップの基本中の基本ですよ。(こんなこともわかってなかったのか?)

思い出したのは、『東のエデン』に出てきたり白洲次郎が是としていたヨーロッパの騎士道から来た“ノブレス・オブリージュ”という思想。日本語では“高貴の義務”・・・ 地位や身分が高い者は、その地位において社会的義務を負う、というもの。つまり、高い地位にある者は低い立場の者に心配りをし、守ってあげる、身分を振りかざして奢らない、こと。具体的には、高い地位の者は往々にして経済的に裕福なので、全てを自分のために使うのではなく低い地位の者のためにも使ってあげる。また、困っている人がいたらボランティアで助けてあげる、とか。。これが高い地位の者に課せられた義務、ということ。これ、横綱に当てはめても通じるものがあると思うんだけど。

“奢れるものは久しからず”
平家物語の一番冒頭のとこにあるこの言葉。
本当に昔の人はよくわかってたなーーと、いつも感心させられる言葉でございます。

う〜む・・・。
最後のあたりに出てくるとある場面が超キモかった。。(>_<)
で、思わず早送り。。
(早送りでないと次の場面がわからなくなったから・・・。本当は、全部つなげて観たかったんだけど、とってもじゃないけどまともに観ていられませんでした。)

『ブレイドランナー』のリドリー・スコット監督作品。
でもって、トーマス・ハリス原作『羊たちの沈黙』の続編。

実は、前編の『羊たちの沈黙』はトーマス・ハリスの原作のほうもジョナサン・デミ監督の映画編も観ています。(小説のほうはもう一つ前の『レッド・ドラゴン』も読んでたりします。)『羊たちの沈黙』は、やっぱりアンソニー・ホプキンスのレクター博士が圧倒的な存在感で、『羊たち〜』と言ったら主演のジョディー・フォスターよりもアンソニー・ホプキンス、と思ってしまうほど。でも、ハンニバル・レクターは『羊たち〜』の中ではそれほど長い時間出てくるわけじゃなくて、この前何かで聞いたけど、ほんの15分程度しか出番がなかったそうです。(それでもあの存在感はすごすぎ。)映画の最後ではカニバリズムのレクター博士が厳重な刑務所から脱獄してしまうんで、その後博士はどんな事件を起こすのか?という興味津々(?)な疑問で終わってるんですよ。ここんとこが、このシリーズのファンの心をぐぐぐっと掴んでるわけで。。(・・;) だから続編『ハンニバル』でレクター博士があの後どんなこと起こしてくれてたのか、興味はあったんですね。(怖いけど。。)監督がリドリー・スコットっていうのを最近知ったので、今回ようやく観てみました。

リドリー・スコットの映画なので、全体の映像の印象は優雅でヨーロッパ的な美しさがあるんだけど、ぶっちゃけこれって『美女と野獣』なわけですよ。ならば、エグイ場面満載のそのドス黒い印象を吹き飛ばしてしまうほどの何かを、最後の場面に残しておいて欲しかった、と思いました。

どうしても比べてちゃうのは、この前も記事にしてたタランティーノの『イングロリアス・バスターズ』。こっちも確かにエグイ場面満載だったんだけど、それにも増して映画として本物指向だったし、後味もよかった。タランティーノはヨーロッパを舞台にしてきちんとフランス語・ドイツ語・イタリア語・英語を縦横無尽に駆使していたけど、リドリー・スコットはヨーロッパが舞台でも俳優に英語だけで演技させた。頭脳明晰のレクター博士がイタリア語話してもよさそうなのに。。ドラマの筋も『イングロリアス〜』では、ただ恐怖・欲望だけを見せてるのでなく、人間の業をびっくりするような手法できっちり描いていた。そして、後味がとてもよかった。だから、『イングロリアス〜』を観た後に、エグイ場面でうなされることはなかった。でも、『ハンニバル』のあの場面だけは、夜、悪夢にうなされそうで・・・。最後、何か心に残るものがあったら、きっとうなされることもなかっただろうに、と思ったわけですよ。

私がリドリー・スコットと合わないだけかしら。(T_T)

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