神山監督の作品だけあって、相変わらず最後になっても問題山積で、全ての問題が解決できたとは言えない。それでも、なんか腑に落ちて、あんなに爽やかな気持ちになれるのって何?(笑) あ、謎はたくさん私の中に残ったままでしたけどね。。(・・;)
実は、主人公の滝沢くんの言葉にぐっとくるものがあって、そこから胸が詰まって思わず泣きそうになりながらなんとか最後まで観て・・・という経緯がありました。滝沢くんは生き方がいいんですよね。悲しい過去があるのに、いつも飄々としてて。そして、いつも誰かを助けてあげようとしてる。
Mr. OUTSIDEも滝沢くんも、結局は目的は一緒だったかもしれない。でも、お金を渡して誰かにこの国をよくさせようとするよりも、眩しいくらいの人物がみんなの前で陰日なたとなって応援してくれる。。そういう誰かが何か希望の持てる“空気”を作るほうが、この国はきっとうまくいく、と、そういうことかしら。。なんか、思いっきり抽象的でわかりにくいけど・・・。(・・;)
いろいろおもしろかったですよ。
1.Mr. OUTSIDEには孫娘が4人いて、全部玉川紗己子さんが声やってたんです。最初、全部玉川さんがやってると思わなくて、エンドロールでそれが全部玉川さんだったと知って、玉川さんすごすぎる・・・と心から尊敬してしまいました。虹色の声どころじゃないよなぁ。。玉川さんて、女山寺さんじゃ?と思っちゃう。(笑)
2.そうそう、安藤さん!安藤麻吹さんがゲストで出てる!とは知ってたんですが、あれははまり役でしたね。神山監督さすが、と思いました。安藤さんの声って本当に魅力的で、いい女を演じる時は声の余韻がいい感じで残るんですよ。それが好きで。。
3.エンドロールは、必ず最後まで観ないといけません。(笑) 押井監督の「スカイ・クロラ」もそうだったけど、エンドロールの途中で席を立つと損します。今回も、2人の方が途中で出ていかれました。その後でいいことあったのに。(^^)
4.またまたエンドロールがらみですが、協力というところに、あの“ひし美ゆり子”さんの名があったんですよ。どういう風に協力されてたのか・・・。謎でした。
5.上にも書いたんですけど、たくさんの謎が自分の中で未解明のままでした。。なぜ滝沢くんは最初裸でいたのか? あのトレーラーの中身は何?(ミサイル?)最後ゲームオーバーになった時、結城くんと物部さんの顛末はわかったけど、滝沢くんを除く他のセレソンもみんなあんなことになっちゃったのか?私のお気に入りの白鳥さんもそうなったの??・・・そうだったら、ちょっとしょっくだなぁ。
6.番外編ですが、名古屋の伏見ミリオン。スタッフの対応があまりにもぶっきらぼうで悪名高かったんですが、今回“一体どうしちゃったの?”と思うくらいチケット販売の対応からカフェでの対応からものすごく丁寧になって、びっくり。接客業ですからね。せっかくフェア・トレードの商品やコーヒー扱ってるんだし、客に“また、来よう!”とあったかいものを残してくれるのは、いいことですね。カフェの50円割引券、今度また行く時に使わせていただきます。(^^)
楽しかったです。
で、また私も頑張ろうと思わせてくれました。(^^)
スタッフの皆様、お疲れさまでした。