脚本書いてるのは大石静さん。
朝ドラの『ふたりっ子』とか、大河『功名が辻』とか書いてる人です。
さっき、書いてきた脚本作品を見てみたらあんまり好きなのなかったんだけど、この『セカンドバージン』はすごいですぞ。(笑) 40代の女性の心理とそのリアルさが際立ってる。(@_@;)
NHKの映像の作り方とか演出もうまいなぁ〜と思ったりします。
主人公の女性編集者の家の中、本物の家を借りて撮影してるのかと思ったら、なんとセットだった。びっくり。海外ロケでシンガポールの由緒正しい美しいホテルを使ったり。。力入ってるなーとつくづく思い知らされます。最後に流れるテーマ曲を倖田來未が歌い上げるんだけど、それがまたいい。(倖田來未の歌がこんなにいいなんて初めて感じた。ちなみにこの曲は倖田來未の書き下ろしだそうです。)
大石静さんの番組に寄せたメッセージをここに・・・
『恋愛は人が生きる上での「糧」でもあり、「試練」でもあります。
昨今は大人も子供も「試練」を嫌い、困難な恋には近づかなくなりました。
しかし、しあわせや人生の手応えは、傷や痛みのない所には存在しません。
年齢を越え、困難な状況を越えて求め合い、命さえもかける主人公達のスリリングでセクシーなラブストーリーが、皆さんの心の中の既成の価値観を、一瞬でも打ち破れたら…と念じます。
『セカンドバージン』という題名にも、そうした思いを込めました。恋愛のみならず、たくさんの人々が新たなステージに踏み出す大人の勇気を持つことに繋がれば、これ以上嬉しいことはありません。』
そうなんだよね。
恋愛ってただ甘ったるいだけのもんじゃないですよ。結構苦しいし、辛い。それを乗り越えてその先に幸せが必ず来るってもんでもないし。。でも、求めますよね。人間はそれを。不思議なことに。
そういうドラマ、民放じゃなかなかやらない。NHKさん、革命的だな、と思ったりします。
<セカンドバージン>