この前書いた時からなんと、3ヶ月半たっております。ちょっと長過ぎよねー、書かずにいるの。ま、てことで今日は久々の映画『るろうに剣心』。
<映画:るろうに剣心>
のっけからかっこよかった。あの大友さんの独特な映像と佐藤直紀さんの臨場感ある音楽。戦場の最中銃でばんばんやってる中、抜刀斉である佐藤健くんがさばさば斬っていく。。
わー、かっこいいわ、これ。始めからのっけから、ちょっと興奮気味で観ました。(でも、途中グロいんですけどね。。人斬り抜刀斉の話だし。吉川晃司くんのニセ抜刀斉がこれまたグロくてそこんとこは観てられない。。)
さっき"アシタスイッチ”という番組で市川猿之助(亀治郎さん)と佐藤くんが対談してたけど、猿之助さんは健くんのことを『天才』だと言ってた。香川照之と蒼井優ちゃんも健くんのことを『天才』だと言ってたらしいけど。そう、佐藤くん、天才だわ。でもその片鱗を見せてたのがやっぱり『龍馬伝』。
『龍馬伝』・佐藤健くんの人斬り以蔵は心に残った。藩のためにと思って命令されたとおりに人斬りをしていくけど、そんな自分にどんどん疑問を抱き、命令した上司からも疎まれ、最後は藩に処刑される。。人斬りの心の葛藤の場面がなんとも物悲しくて、好きでした。(当時、すごい若者が出たもんだと思ってた人が、自分が大好きなガムのCMで踊ってたあの若者だったとは!と後でびっくりしましたけど。(笑))
健くんのアクション観ててすごいなぁと思ったのは、線細いのにすごいパワーで人斬るんですよ。(・・;) 素早いのもあるけど。あの線の細さで刀の重さとかが画面に出てる感じ。えっと、比較対象になると思われるのは真田広之くんだと思うけど、真田くんはぱっと見でもアクションする人だという体型だもの。だから余計健くんのすごさが際立つ。あとハッと思ったのが、人斬りとして人を斬ってる時、冷血なんだけど本当はそうじゃないというところが見えていた。全身で泣いてるのがわかるっていうか。。この人、もっと人生経験して人として厚みを増していったら、どんなことになるだろう。ちょっと怖いような、楽しみなような気がします。
他の俳優さんは、皆さんすごい役者さんばかりなんだけど、印象的だったのは龍馬伝で藩のスパイをした蒼井優ちゃん。龍馬伝の時も意外な役だったけど、今回もっとよくなってて、意外と彼女は毒のある役のほうが似合うかもと思いました。よかった。前髪パッツンもすごい似合ってたし。
この映画観たかったのは、NHK大河『龍馬伝』の監督と音楽、キャストと、かぶってる方がたくさんいたから。『龍馬伝』集結じゃん。と。(笑) 大好きだったから、『龍馬伝』。
楽しい映画でした。
最後、ステレオタイプな勧善懲悪な話にさせてなかったところは、救われた気がしたし。
一度観ると、また観たくなる。(笑)
あとは、大友監督が守り人シリーズを実写化してくれることを祈るばかり。。(^^) 実写のバルサ、観たいよー。