終わっちゃいました。
もう終わって3日経ってますが、まだ名残惜しい。。
鈴愛と律の物語。
それだけじゃなかった、鈴愛と律とその二人の家族と友人と、梟商店街の人々と、師匠と元旦那の家族と。。
いろんな人のお話だった。それぞれの人間模様を見せてくれて、私はリアルな話だな、と受け取っていた。
漫画家を目指して途中挫折するところとか、すれ違って律が別の人と結婚しちゃうとか、おじいちゃんが亡くなる様子とか、律のお母さんがだんだん弱っていく様子。。岐阜犬を通じて律が死にゆく母に優しい気遣いの言葉をかけてあげるところ、最後に“お母さん”と泣いてしまうところ。ここは思い出しても泣けてきます。
脚本、北川悦吏子さんだけあって、素敵なセリフがたくさんあって、これまた素晴らしかった。(いいセリフ多すぎて少ししか書けないけど。)
いつも隣にいた律と別れなくちゃならなくなった時に鈴愛が言ったのは、「地面がなくなってまうみたいや。」
これ、すごいなぁと思いましたよ。律は鈴愛にとって本当にそういう存在で、地面のように安心感のあった存在がいなくなるなんて、どんなに悲しかっただろうな、と思いました。
で、最後は素敵なセリフで終わった。
二人、ようやく想いを言い合えた。
鈴愛:私の律は律だけなんで。一人だけなんで。
鈴愛:律は私の知らない幸せをくれる
上のは北川氏がtwitterでつぶやいて、もう入れられないって言ってたけど反響が大きかったらしく(って、私もリプで“是非入れてください!”ってお願いしといたけど)、ちゃんと最後に入ってました。(^^)
二人の最後はほんとによかった。
二人の誕生日である七夕の日。
ああ、織姫と彦星か。
1年に一回しか会えない。
会えない年もある。
それは長くなりますよね、お互い。想いを告げられるまで。
これからは二人で生きていくんだ。
絶対お互いもう離しちゃだめよ。
んで、私がこの物語で一番好きな場面をば。。
かなり感動しました。
この場面には。
いつまでも見ていたいわ。。
終わっちゃったな。。