いろいろあってまだ全部読んでませんが、泣けてきます。。
まだ守り人シリーズのきっかけである“精霊の守り人”のチャグムに、バルサやタンダが出会っていない頃。バルサが13、タンダが11の頃からのお話です。
大まかな内容としては、ジグロとバルサの流浪の旅の中で起こったこと、そして、タンダが小さい頃バルサとどんな風に関わっていたかなどです。トロガイ師は直接出てこないけど、話の中で出てきます。(タンダは小さい頃から優しい子だったんですよね。そして、バルサは・・・。ま、本読んでください。(笑))
それにしてもっ!
この本の中で思いっきり注目すべきは
ジグロだわっ!!!
かっこいい!を通り越して、この男性は地上最強。非常に優れた武人であるだけでなく、徳も高い。頭も切れる。そして、誰よりもバルサのことを大事に思っていた。。ジグロが活躍する場面が出てくるんですが、アニメの神山監督が心底惚れるだけあるなぁ〜と、思いました。(よく、この本の中のジグロを知らずにジグロという人物をあそこまで深く読めたなぁ、と関心するほど。)とにかく、バルサはあんなにすごい男性がそばにいて生活していたんだから、そりゃぁ、タンダはジグロには勝てないわ。。そのくらいジグロは女性から見て“この人以上にすばらしい男性はいない”と思えるほど逞しく、強く、すばらしい男性なのです。。(ちょっとタンダがかわいそうだけど。(笑))
実在する人物でジグロに似てるっていう人が思いつかない。
強いて言えば、白州次郎さんぐらいかな。あの超かっこいいおじさん!
でも、白州さんは武人じゃなかったから、その点がかなり違うんだよ。。
守り人の公式サイトである白井さんの
“守り人の洞窟”で、ネタバレは5月以降に、とお達しがあるのであまり書けませんが(って、書いてるかな?(・・;))、守り人ファンの方、是非是非この本も読んでみてくださいっ!あ、二木さんの挿絵も、これまたすばらしいです。